埼玉県春日部 春日部嬉泉病院 《 公式サイト 》/当院の医療-ドクターズメッセージ─古田勝彦(透析内科 科長)

当院の医療

診療時間を有意義に導き、
透析患者様の満足度向上を実現

透析内科 科長 古田勝彦

当院の医療-ドクターズメッセージ

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患者ファーストな「半個室」の透析治療

当院最大の特徴は、プライバシーを重視した「半個室形式の透析室」です。従来の透析室と言えば、仕切りのないワンフロアにベッドが並べられただけの空間で、隣のベッドとの間隔も狭く、落ち着きのなさを感じる患者様も多かったはず。当法人は、日本の透析医療のパイオニアとして歴史を刻む中で、これまでの治療環境に疑問を感じ、当院にて「患者様ファーストを貫く透析室」を実現しました。

当院のコンセプトは、「通院が楽しみになる透析施設」。仕事や趣味など、自分の時間を大事にしながら治療を受けていただけるように、無料Wi‐Fiサービスを取り入れ、スマートフォンはもちろん、タブレット端末やノートPCの持ち込みも許可しています。Wi‐Fi環境は電波を使用するため、医療機器への悪影響を心配する声もありますが、当院では安全性を確保した上でWi‐Fi化を進めましたので、どうぞご安心ください。

透析治療時間を有意義なものに

働き盛りの透析患者様にとって、「仕事と治療の両立」は大きな課題です。当法人では、夕方から治療を開始する「夜間透析」や、月1~2回の通院で自宅透析を行う「腹膜透析」にも対応していますが、より治療の選択肢を増やすため、当院で「透析中に仕事ができる空間」をご用意しました。各ベッドには作業用テーブルを設置し、静かな環境で快適にデスクワークに集中できる環境を整えています。

かつての透析室では、治療中に寝て過ごす患者様が大半でしたが、最近では治療を受けながらの映画・音楽鑑賞、ネットサーフィン、ビジネスなど、ご自身にとって有意義な時間を過ごす方が増えました。当院の透析装置は、すべてがオンラインHDF対応の最新式で、透析中の低血圧や不快症状の減少を実現しているほか、合併症の併発を抑制し、透析後の疲労感も軽減する効果があります。

春日部嬉泉病院との密な連携

当法人ではIT化を進め、当院で扱う電子カルテおよび心電図モニターなどの画像診断結果は、春日部嬉泉病院との連動システムを導入しています。すべての患者様の病歴や体重、透析条件、検査データなどを一括管理しているため、あらゆる情報をリアルタイムで共有することができ、インシデント削減にも繋がっています。万が一、透析中にシャントトラブルが発生した際も、春日部嬉泉病院に常駐する血管外科医が速やかに対応するので安心です。

透析患者様にはさまざまな合併症のリスクがあるため、人工透析専門のクリニックは、多様な診療科を持つ病院との連携が不可欠です。春日部嬉泉病院は、透析導入期・維持期・終末期と、幅広い入院治療に対応しながら、各科の専門医が合併症治療に取り組んでおり、当院にとって非常に心強い存在です。

古田勝彦 Fruta Katsuhiko
透析内科 科長
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○透析専門医
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麻布獣医科大学卒業。都内動物病院勤務。
琉球大学医学部医学科卒業。
日本大学附属板橋病院第一内科で研修後、東松山市民病院 内科勤務。
春日部嬉泉病院 内科・透析室勤務。大島記念病院 内科・透析室勤務。春日部嬉泉病院附属クリニック 内科・透析室勤務。
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透析学会認定施設である春日部嬉泉病院で透析専門医の資格を取得し、嬉泉会の病院で20年以上、透析回診をしています。

ドクターズメッセージ contents

丸山寿晴
Maruyama Toshiharu
嬉泉会理事長 病院長
末永く元気で、笑顔あふれる透析人生をサポート
髙山英一
Takayama Eiichi
副院長
腎臓と心臓の機能低下を防ぎ、健康的な生活の維持を目指す
野澤幸成
Nozawa Yukinari
外科部長
長持ちする良いシャントを提供し、透析患者様の負担を軽減
篠原樹彦
Shinohara Tatsuhiko
内科医
関節リウマチを中心に、多様な膠原病の専門診療に従事
古田勝彦
Furuta Katsuhiko
透析内科 科長
治療時間を有意義に導き、透析患者様の満足度向上を実現
楢松雅裕
Naramatsu Masahiro
附属クリニック所長
整形外科医の視点で寄り添い、合併症管理やリハビリの充実を
医療法人社団 嬉泉会
春日部嬉泉病院
〒344-0067 埼玉県春日部市中央1-53-16
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