私は日本大学板橋病院第二内科医局(大島研三主任教授)に入局して、杉野先生が主管の電解質研究班に所属しました。腎不全患者さんの栄養の問題であるアミノ酸の研究を行いました。当時の大学での透析機器は2台でしたので最多でも2〜3名の患者さんしか透析療法を受けられませんでした。
助けられない患者さんを助けたいという想いで嬉泉病院の透析センターを創設しました。杉野先生がカリフォルニア大学の透析センター室に従事して来られたので、それをモデルにして透析室の母体の青写真を作りました。透析センターの開設に合わせるように大島先生のご尽力で昭和47年に透析療法が厚生医療に指定されて保険診療もできるようになりました。それ以前の透析医療は全て自費で患者さんは家を売るか命を捨てるかの時代でした。
当時、嬉泉病院のように多数の透析機器を整備した施設は都内で皆無であり透析センターのパイオニア的存在でした。それ以来、年末年始もゴールデンウィークも透析がありますので毎日朝7時には出勤しています。
この間、常に心に抱き実践に心掛けましたことは、私心を捨てて地域のために貢献することでした。 これまで嬉泉病院・春日部嬉泉病院・大島記念嬉泉病院の医療法人社団嬉泉会の各病院および社会福祉法人嬉泉が地域の皆様と共に歩んで来られたのは、ひとえに皆様の温かいご支援の賜物と心より感謝しています。
この度、埼玉県春日部市において春日部嬉泉病院附属クリニックの開設をする運びとなりました。丸山寿晴院長の下で、スタッフ一同心を一つにして皆様方の期待に応えるよう精進いたす所存です。今後とも変わらずのご支援、ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
医療法人社団嬉泉会 理事長
社会福祉法人 嬉泉 理事長

須藤 祐司
左から杉野顧問、須藤理事長、コップル教授
左から、丸山、(前)須藤、(後)勝然、上畑(敬称略)
 
医療法人社団 嬉泉会 春日部きせん病院 (春日部嬉泉病院)
〒344-0067 埼玉県春日部市中央1-53-16 TEL.048-736-0111(代) FAX.048-734-1700
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